僕の痔瘻日記

痔瘻闘病記。悩んでいる人に少しでも勇気を

手術~numb~

病室から歩いて自分の足で手術室へ向かいます。

気分は処刑台に向かう気分です。

軽いトランス状態なので、変に怖くありません。

仕切られたベッドに横にされます。

心地よいクラシックが流れています。

執刀医は院長の娘さんだそうです。
しかも院長も立ち合いされるそうです。

当初は嫌なイメージしかありませんでした。
2世って駄目なイメージ多いんです。
ましてや院長も立ち会うなんて、なんか失敗した時の裏工作されるのか
技量が無いから一人じゃ出来ないのか。とにかく悪いイメージです。

 

さぁ行きましょう、緊張してますね。でも緊張しない人なんて
一人も見たことありませんよ。当たり前です。いつでも声かけて下さいね。

看護師さんのこの一言でとても安らぎました。

 

背中に局所麻酔を打たれ本チャンの下半身麻酔へ。
鎮静剤も希望したのでそのままぷよぷよ状態です。

 

え?もう切ってるんですか?

本当こんな感じでスタートしてました。
本当にあっという間です。
手際良しです。看護師さんも綺麗な方だったし、何よりもM(娘)執刀医綺麗です。
もしかしたらこんな貴重な体験鎮静剤使わなかった方が良かったのかもしれない
とすら思ってしまいました。

M(娘)執刀医:切り取った痔瘻跡見ますか~?

こんな経験なかなか無いので見せてください!とお願いし見せて貰いました。
真っ赤に染まった「こぶくろ(ホルモンの部位、子宮コリコリの触感と柔らかな弾力が同時に楽しめます)」です笑い。

あ、あれ?このこぶくろのとなりにある豆っぽいのは??

M(娘)執刀医:あ、痔核も小さいですがみられたので一緒に切っちゃいました♪


先生・・・さすがです。ごめんなさい。あなたはとても素晴らしい医師です。
触診が痛く痔核が見えてるのに、「今は切る時ではない」等とほざいたやがった
M女性医師とは比べ物になりません。

 

結果、手術全く痛くもなく、怖くも無く無事終わりました。
何を今までビビっていたのか、本当なんでもありませんでした。
むしろやり遂げた感というか、一つ上野おとこになった感じです。笑

 

自室に帰りとりあえず麻酔が切れる3時間は寝ようと決めました。
多分麻酔切れたら痛みが襲ってきて寝れなくなるだろう。
今晩は痛みとの対決だなと思いました。