僕の痔瘻日記

痔瘻闘病記。悩んでいる人に少しでも勇気を

痔への歩み2~はじまりはいつも雨~

こんにちは、たこまんです。

朝の戦争を済ませてきました。
この話は追々と…

 

昨日は痔までたどり着けず申し訳ございません。
本日は❝痔❞が出ますよ。

 

一つ目の塩分過多ファミリーを出て下手すりゃ偽善か!?と疑うような
全てに愛をという家庭にやって来ました。

語弊があるかもしれませんが今でもその家族は大好きですい、愛を持っています。
多分変わらず愛を与えてくれていると思っています。色々しましたが…

この話も追々と...

 

さぁ新しい生活がスタート。
庭にはキャンピングーもあり、卓球台もあり、ジャグジーもあり
申し分ございません。

食生活はというと夜に

コーンドッグ(アメリカンドッグ)とサラダ
時々トンカツ
時々ジャンキー

 

え?マジ?夜にコーンドッグとサラダ!?おやつじゃないの??
という印象がしか覚えていません。

あとはArby'sというローストビーフをバンズで挟んだものやタコベル。
要するにうちのママはご飯を作りません。昼に忙しいからです。
その代わり、キッチンは使い放題だし、一緒に住んでいる他の学生の残り物を
頂いたりと自由は自由なので前より全然良いです。

部屋も快適。自分の娘が使っていた部屋を開放してくれて好き放題使いなさいと
快適な生活が続いていました。

 

あの日が来るまでは…

 

うちのママはどうもイケメン好きな傾向がございます。
娘の元カレやどうもイケメンを好む傾向が見られます。
かという私はイケメンでは無いため、キャラで愛される道を選び生きてきました。
ある程度は可愛がられますが、イケメン+キャラを持つ人が現れたら
たまったもんじゃありません。

 

ママのキャラを紹介したところで、その問題とは、同級生で一番仲の良い子が
住んでいる家庭環境問題に悩み始めました。
うちにもいろいろと相談に来ていました。ママのお気に入りです。
そうです。イケメンなのです!また一本気で良い奴なので弟の様に思い入れが
今でもございます。

ふとママがうちに来れば?という話をしました。
このイケメンくんは僕にも気を使い相談に来ましたが、
この時は僕にとってのマイナスは日本語を話す環境が出来ちゃうなくらいです。
ただ渡米したばかりでチキンな僕は逆にうれしく思いOKしてしまいました。

 

でも考えてみると…うちに部屋ってまだあったか!?どこに住むんだ??
地下にも既に人が住んでいるし。
も、もしかしてキャンピングカー!?

そうです。かわいそうなのは僕でした。

色々と諸事情もあり、先に住んでいた僕が出される事になりました。
まぁ離れに住むというのは昔から憧れていたし、涼しいし快適じゃん!
ほぼパーティーハウスじゃん♪と思っていたのは暖かい時まで。
今思えば自分の考えの甘さに嫌気がさします…

 

僕が住んでいた場所はアメリカでも北の方で夏は素晴らしいのですが、
冬は寒さに厳しく雨の日もアメリカで一番多い街です。

 

この頃は車も持ち夜も友人と食べに行ったりと好き勝手してました。
特に辛い物が好きになり、韓国、タイは食べまくっていました。

一つ説明いたしますとキャンピングカーなのですが、トラックの後ろにつけ
牽引するタイプなのでがっちりしておらず、単に座るところと寝床がある程度です。

寒いんです。

冬は布団だけじゃとても寝られず、寝袋で寝ていました。
寒けりゃリビングで寝なとも言っていただけたのですが、
一人で暗いところ(女性同伴は除く)じゃないと眠られないという気質な為
頑なにキャンピングカーで寝ていました。

 

その日も雨でした。

震えながらキャンピングカーで寝ているとき尻に違和感が。
途方もない今までに経験した事の無い違和感が。

速攻寝袋から出てうんこ座りをし陰部を確認してみると…

 

小指第一関節ほどのヤツがひょっこりこんにちわ

 

この異国の地で何の知識も無く、ましては異物が出てきた経験もなく
いぼ痔なんて知識も無い。漠然に尻が痛い=痔とうところまでたどり着き

ママにHemorrhoidsになった!やばい!手術か!?
と伝えましたが、このHemorrhoids、発音わかんねーw
もう辞書見せるしかない!と。

 

痔の薬が欲しいとメモを書いてもらい即薬局へ。
飛び出たオリーブちゃんに塗り自力で中に押し入れること2週間
ようやく落ち着きを見せました。
その後は時々辛い物を食べると顔を見せる位で、
いつしか彼の存在を忘れるように。

 

これが僕と痔のファーストコンタクトです。
もちろん痔瘻という言葉はまだ知る由もありませんでした。

落ち着いたと思っていたこいつとまさかまた出会うとは…